この世にも罪なマシュマロのお菓子

  • 2007.03.25 Sunday
  • 22:33
このところやけに仕事の事ばっかり書いていたので、今日はお茶でもの話を一服どうぞ〜。

みなさん、s'more というお菓子をご存知だろうか。私が初めて食べたのは、留学先のホストファミリーが森のキャンプに連れていってくれた夜。もう、あの感激はわすれられまっせん。Kumi, go get a long branch!お父さんに言われ拾ってくると、その小枝の先にでっかいマシュマロを突き刺し、お父さんがそれをキャンプファイアーの火にかざしました。すると見る見るうちにトロ〜リと溶けて...here! とお母さんが何やら横でごそごそ差し出す。な、な、何とそれは手のひらサイズのグラハムクラッカー(レアチーズケーキの底の材料になってるやつ)に半分に折った板チョコがどんとのっていて、それにこの溶けたマシュマロをのせ、またもう一枚の板チョコとグラハムクラッカーではさむ。今度はまたお父さんがそれをBBQ用のはさみにしっかとはさみ、再び火にかざし。。。ほどよく焦げたクラッカーに溶けたチョコとマシュマロ、それを一気に喰ったあの快感ったらなかった。あ〜も〜、書いてるだけてよだれが出そうです。ちなみにこのs'more という名前は"some more" - "もうちょっと"の略だとか。ははは、確かに。

あれから何度か密かに自分で試してみたけれど、やっぱり虫の声に包まれて満天の星をみながら食べた味には到底至らず(そらまあ、そうやわなあ)。でも冷静に考えてみると、何と板チョコを一気に一枚食べたことになるのよねー。ぎゃあ。これは良き思い出としてとっておくべき、ですよね。アメリカ人ってすごいもん食べるよね〜。

とは言え、娘がもう少し大きくなってキャンプとかに行く機会があれば、絶対にまた食べたいし食べさせてやりたいお菓子の話しでした。

この勇気、この決断。

  • 2007.03.22 Thursday
  • 11:52
先日アメリカの女性雑誌を読んでいたら、ドキッとする記事が目に入りました。それはCBSのニュース番組のメインキャスターをしていたRene Syler の体験談でした。彼女はお母さんだけでなく、お父さんも乳がんで乳房を切除しているため、普通なら40歳から始めるマンモグラフィーという胸の検査を20代後半から毎年受けていました。"今年こそ乳がんを宣告されるのか"と毎年、毎年怯えにおびえて。そしてがん細胞がなかった時に「おめでとう、今年も一年命をもらった」と自分を祝うため、いつもこの検査を自分のお誕生日に近い日に受けるようにしていたそうです。でも30代後半からはがん細胞こそ発見されないものの、組織に疑いがみられるため何度も施術を受け左の胸は見る影もなく変形...そして43になったある日、彼女はとうとう決心しました。いっそがん細胞が自分の身体をおかす前に両方とも乳房を切除してしまおうと。

"I wanted to be in control of my life as much as I could." - 自分の人生は自分でコントロールしたかった、できる限り。

乳房の切除&再建手術は成功し、彼女はこれまでの人生にない、晴れ晴れとした気分で毎日を送っているそうです。

...すごい、という言葉しかでてきませんでした。このブログを読んで下さってる皆さんにシェアしたかった、そして私の『決断』という引き出しの中に多分いつまでも残るだろう話、でした。

ロイヤルミルクティーその2

  • 2007.03.18 Sunday
  • 14:02
去年の12月に、たしか『ロイヤルミルクティーな時間』とかいうタイトルで10コの習慣のことをチラと書いたことがありました。その後、あれがきっかけで何か習慣をはじめられた方はありますか?

習慣とはホント恐ろしいもので、最初は意識していてもいつのまにかやっている内に自分の血となり肉となり切り離せないものになっている...それが良い習慣の場合は大歓迎ですが、あまり威張れないようなものだと今度は捨てるのが大変で。私は2年前にこの、簡単&ポジティブな気分になれる『10コの習慣』を始めてから2セット目に入りました。もちろん習慣になりきれていなくて、前回と同じものもあります(家人に素直にゴメンと言うなど)。いやあ、お恥ずかしい。でも前より言えるぞー、と必死の弁明。ははは...もちろん身についた習慣には達成感、をいただいております。

今やっている習慣には「どの人ともポジティブに接する」「一日一回知らない人にやさしい事をする」など、対ひとに関する少し入り込んだ物があります。電車に乗ったり、公の場に出ると「あ、せやせや...」と思い出し行動に移しております。早く無意識でこんな事ができる人間になりたいもんです。で、あれはポジティブな行動だったのかどうなのか...先日電車に座っていた時に、目の前に立った女性の手編みのベストのあまりの美しさにほれぼれし「うわあ、きれいですね」と発言してしまい...。iPOD を聴いていたその女性はあわててイヤホンをはずして「え、何か付いてますか?」とびっくりで。そら、そうやわな〜。言葉を尽くして褒めたらさすがに「あ、これ残り毛糸で編んだんですよ〜、ありがとうございます」と笑って言ってもらったが、迷惑だったかなあ。アメリカだと多分そこから会話が弾んだりするのだが。ちなみにこれは満員電車の中だったので、一人よがりはいけない、と思いました。でも、本当に美しい作品だったんだもん!

ところで、アメリカではspring cleaning といって一年の大掃除は冬が終わったあとの春にやるのですが、自分の習慣の大掃除っていうのをやってみてもいいかな、と思っております。今日は寒いがすばらしい小春日和、みなさまステキな日曜を♪

『英語で言ってみよう』セミナー後書

  • 2007.03.13 Tuesday
  • 20:41
私はいつのまにか志縁塾の講師という事になっているのですが(ありがたいことです)、この志縁塾、元吉本興業の名マネージャーだった大谷由里子さんの会社だけに、とにかく型破りでよその研修会社とは違う。何がちがうって『笑い』が基本なのです。そして、笑いの裏にあるのは「みんなで楽しく生きていこうや!」という『愛』。

そのせいで、私もセミナーではつい笑いをとることを考えてしまうのです。どうせやるなら楽しくワクワクするワークを入れて、自分の"身"を削る話しをして...といつのまにか手振り身振りも大きくしかも関西弁で。先日のセミナーは「英語で言ってみよう!自分の思い」なるタイトルでみなさんにも記号化しやすい英語を利用して、色々考えるワークをやっていただきましたが、一番ヒットしたワークは"イケメンワーク"(英語と関係ないやん!)。それまで英語で緊張気味だった人も、これで急にキラキラ、ムフフの顔つきになりこちらも楽しませていただきました。ご参加いただいた皆様、お忙しいところどうもありがとうございました。あ、このワーク、興味ある方は4月17日のセミナーでもやりますので参加してね(ちゃっかり〜)♪ 

私はあと2週間ほどで42になります。折り返し地点もハッキリと過ぎた今、今日も本気で楽しむ一日を過ごす、と毎朝10分ヨガをしながら「現在形」で自分にリマインドしています。

present is perfect (...?)

  • 2007.03.06 Tuesday
  • 20:43
コーチングには『present is perfect 〜現在あることはすべて完璧である』というコンセプトがあります(プレゼントとちゃいますヨ)。どんなに今大変な思いをしていても、それで完璧=パーフェクトなんだ、という考えです。これを最初に聞いたとき、私は「そんな、アホな」と思い、実際同じクラスをとっていたコーチたちも口々にぶつぶつ言い出し...。ついでに『昨日をパーフェクトにしてみよう!』という人をおちょくったようなワークまであって、何のこっちゃら、さっぱりわかりませんでした。

あれから数年経ち...先日コーチと話していたときにハッと気づいたことがありました。私は娘を生む前に一度流産しました。その時はあまりに突然の命の喪失にわけが分からず自分を責め、この世の不公平を嘆き...心身共に大変にきつい日々を送りました。でもあの体験があったから今の母親としての私がある。そうか、あの奇跡のようなプロセスを経て娘は私のところにやってきてくれたんやね、ありがとう...と心から感謝できる。ちゃんと人生の肥やしになっていたのです。これって日々の生活はとりあえず『今あることが全て』なんだから、それでなんとかしていこうよ、ということなんですね...過去は変えられないし未来もわからないから。辛い体験=完璧なのではなく、それをどういう風に自分なりに(時間がかかっても)プラスに変えられるのか。このコンセプトを理解できたことによって、一番辛かった体験を7年目にして(!)前向きに受け入れることができました。...私のコーチとコーチングに感謝!


Present is perfect - 今身の回りにあることやおきていること、特に大変に思うことはあきらめやいなおりではなく、パーフェクトに変えていく訓練を遅ればせながらやり始めています。

英語を話すということ、と今度のセミナー

  • 2007.03.02 Friday
  • 18:10
私は17歳のときにアメリカに語学留学というものをし、最初の4ヶ月は泣きのは入った『沈黙期』を過ごしました。その頃は自意識と強迫観念がひどく、誰かがどこかで笑っていると「あ、私のこと、笑ったはる...」と必ず思ったし、その頃日本で流行していた7分丈のパンツを「お金がないから短いのしか買えなかったの〜!?」と男の子達に指差して笑われたときも意味はわかっても言い返す事ができず、「ヘラヘラ〜」と情けなく作り笑い...。とにかく日本人は一人もいない、自分で何とかするしかない状況に自分を放り込んでしまいドウシヨウ...と思うも時すでに遅し。

6ヶ月経つと何とか自分の言いたい事を言える『自己主張期』を迎えました。最初は異様な音楽にしか聞こえなかった英語が少しずつ"聞こえる"ようになったのです。いやあ、人間の順応力ってすごい。それまで私の事をからかったり、「この子、話したい事がないのね」と思っていた同級生達はびーっくり。それまで沈黙を守っていた私が急に「あんた、人からかうのもええ加減にしときっ!」みたいなことを言い返すようになったのだから。ハハハ。

今振り返ると、この沈黙期は私なりに周りのアメリカ人をつぶさに観察し、自分なりに色々取り入れ消化していた時期でした。周りの目を気にせず堂々と自分の意見を言う同級生達は大人に見えたし、あんなことして良いんだ...こんなこともアリ!?みたいな自由な空気の中で、少しずつ自分を表現していく練習をしていた気がします。英語は話すときには真っ先に主語(誰が/何が)をたて、次には動詞(どうするのか)を言わなければならないので、自然と自己表現の訓練になったのかもしれません。ある意味、ごまかしのききにくい言葉なのは確かです。...でかどうか、うちではパートナー(英語が母国語)と喧嘩となると英語に切り替わります(笑)。ハッキリ物を言うことができるし、私にとっては英語は第2カ国語なので微妙な距離があってポンポン言い易い。ははは。

3月の志縁塾のセミナーでは、こういう英語の特徴を使って『自分の思い』をひきだし英語にするワークもいくつかやってみたいと思っています。英語が苦手な方も大歓迎!ご興味のある方はお足お運びくださいませ♪(http://www.shienjuku.com)

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