私が大学生のころ。。。好きな男の子ができても、「彼とは価値観が違いすぎるから、やっぱりやめとく〜!」などど、エラソーによく分かりもせず言っていました(笑)。読者のみなさんにも似たような経験があるのでは...!?
そして何十年か経って...私はいま、『価値観を知ることの大切さ』を、一人でも多くの人に知ってほしい!という想いで仕事をしています。
じゃあ、価値観ってなんなの!? ってことになりますよね〜
私なりの言葉で言うと、それは「自分らしさ・自分が大切にしているこだわり」でしょうか。それは、もう既に自分の中に入っていることなので、却って分かりにくかったりします。例えば、私の場合、「人が好き」ということがありました。それで、ホテルで働いてみたり、営業の仕事をしてみたりしましたが、どうも数年経つとモヤモヤして、他に何か違うことをやってみたくなる...の繰り返しでした。なんで?人に囲まれているのに?何が不足なんだろう?...っと、モヤモヤの連続(笑)
それがコーチングを受けて初めてクリアになったのです。人は好きでも、どんな風に接したいのか、を私なりの言葉で持つ事ができたから。
そしてそれは。。。
『何かその人にポジティブな違いをおこすことで、人の人生に深く触れたい』
という想いがあったのでした。って、変な言い方になりますが、自分でそんな事を求めていたなんて、一人でモヤモヤしていた時には分からなかったのです。
いま私は子育てしながら仕事をしていますが、時には泣きそうなくらい大変なことがあります。終日仕事で、10時頃に疲れきって帰ってきたら、娘の上履きがまだ洗ってなかった、給食係のスモックにアイロンがかかってなかった...とか(笑)。夫に頼むこともできるのですが、この辺りは、「お仕事しているマミーはカッコイイ」と言って私のことを応援してくれる娘のために、私が”お母さん”としてやってやりたいこと...だから、やります。
そんな時、こんな声が私の中で去来します:
「なんでこんなしんどい思いしてまで、働くの?」
↓
「だって、人の人生に触れることがワクワクするんでしょ」
↓
「あああ。そうやった...よし、がんばろ!」
伝わったでしょうか?価値観を知ることの大切さ。。。
価値観とは、自分がブレそうになったときに、揺り戻したり、元気づけてくれるもの。だから、「自分はどうありたいのか」は、その軸上に沿って探していけばいいのです。そうすると、未来の自分の姿にも大きなブレが出てこないのですね。
コーチングって、”目先の目標達成”だけでは決してない、深い深いものだと私は思っています。