泣く。
- 2011.01.31 Monday
- 16:11
- まあ、お茶でも
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私たちは、日常生活で自分と会話し、他人と会話し、多くのことを聞いたり
話したりしています。
で、ちょっと振り返ってほしいのです。
自分はどれだけ、人の話を「ああ、そうだね」で受け止めているか。
もっと言えば、最後にしっかりと受け止めて聴いたのはいつ?
そして、そうやって聴いてもらったのはいつ?
たとえば…
「ミルクティーが好きなんだよね」→うん、でもミルクとお砂糖で太らない?
「新しいプロジェクト、がんばります!」→うん、でもだいじょうぶ?
「このネクタイすると気分があがるんだ」→うん、でもちょっと派手じゃない?
これは一体、何がおこっているのか。。。もう、お気づきですよね☆
一応は「うん」と言うけれど、次の瞬間には反論する。つまり、相手が
話している間に自分の考えをまとめているから、聴ききれていないし、
相手の言うことより、自分の主張をしたいわけです。
そしてこれが何度も重なると。。。
言われた方は、全く自分を受け入れてもらえていない感じがする、
話していると苦しくなるし、反論したくなる…んですね。
ーあなたの周りでおこっていないでしょうか、こういう状況!?
じゃあ、どうするか。
『yes, but…』じゃなくて『yes, and…』で話をするのです。たとえば、
→ああ、ミルクティーが好きなんだ、疲れたときに美味しいよね。
→わかった。できるサポートはするから、がんばって!
→そうなんだ〜、私も気分のあがるもの、着てみようっと。
。。。言われた相手はどんな気持ちになるでしょうか?
きっと、
『わかってくれてるな〜』
『もっと話してみようか』』
『この人のこと、もっと知りたいなあ』
と対話がポジティブなものに向かいます。
ー即座の反論は、抵抗・沈黙・怒り…といったものを生んでしまうのですね。
まずは”しっかり”受け取り→自分の提案や気づいた事をシェアしていく。
今日のEメール、携帯の返信、上司や同僚、家族との会話。。。
慣れるまでは、ちょっとした心がけと練習が必要ですが、
みなさんも、どんな違いが起こるか、ぜひ試してみてくださいネ!
配信日:January 14, 2011
『大人の夢、こどもの夢』
うちの娘は今、地元では2番目に旧い歴史を持つ小学校に通っています。
数年前には60周年を迎えました。また日頃から、児童の親だけではなく、
地域の方々が色々な事に知恵や手をかして下さるという、とても素晴らしい
風土が培われています。こども達が大人を信頼している空気、がいつも
伝わってきます。
この小学校、実は市が主導をとったのではなくて、ある地元外科医の
奔走で建ったという話を、先日聞きました。
当時は近隣には小学校は一つしかなく、なんと1600人近いこども達が
ひしめくように狭い教室で勉強をしていたのです。
それに危機感を覚えたこのK医師が、”こども達にもっとゆとりのある
学びの場を!”と立ち上がり、自分の仕事そっちのけで二つ目の小学校
建造に向けて、市との交渉からあらゆることに尽力したそうです。
当時は戦争の影響で、工事に携われる男性労働者が少なかったため、
刑務所の囚人たちを作業員にあて、自分の庭で作ったさつまいもを
彼らのごはん代わりに提供して…… ようやく昭和22年に開校に
こぎつけたのだとか。
そして今、900人を越える、夢いっぱいの元気なこども達の声が、
芝生の校庭にこだましています。
この話を聞いたとき、
”ありがとうございます”と親として感謝し、そして
人の想いってすごいなあ。。。とひとりの大人として感動しました。
冬の時代と言われている今、夢を忘れず本気で何かに取り組む事を
忘れず進みたい、と切に思います。
そして大人が生ききる姿を子ども達にも見せたい...と。
Impossible を Possible に転換していけるコーチングの力を信じて。
ーみなさんは今、本気で何に取り組んでいますか?