メルマガ94号のコラムより『モーナよ、ありがとう』

  • 2012.12.28 Friday
  • 12:02


小林久美のブログ読者のみなさま、


いつもブログを読んでいただき、本当にありがとうございます!!!
今年最後のメルマガのコラムです↓


その前にちょっと宣伝☆☆
私のメルマガ(メールコーチング)は月2回の配信で、
テーマは「自分とのコミュニケーション・他人とのコミュニケーション」。

最初の『コラム』で何かを発見&理解を深める
 ↓
次の『コーチング・ワンポイント』でその実践方法を知る
 ↓
その他、英語やアメリカ生活のこと、コミュニケーションに役立つ情報などを読む

という構成になっています。
「有料でも購読し続けたい・・・」とご好評をいただいています。

ご興味ある方は、ぜひご登録を!お待ちしています。
下のURLをクリックしてメールアドレスを入れるだけで、次号から届きます。


それでは、来年も皆様にとって実り多き一年となりますよう。
And..... 引き続き、ヨロシクお願いします

=====================================



配信日;December 28, 2012




『モーナよ、ありがとう』




先週、近所の郵便局に小包を抱えて行ったときのこと。


クリスマス前とあって、郵便局は長蛇の列。それぞれが遠く離れた

家族・親戚に贈るプレゼントの山を抱えてじっと待っている・・・


6つあるカウンター受付のうち出ている郵便職員は3人。

しかも奥ではスタッフの大笑いするゲラゲラ声が・・・


一人のお客が何やらややこしい事を言い始め、行列は中々動かず

冷たい床で足がシンシンと冷えはじめ・・・


この閉じ込められた空間のイライラッ〜とした空気、想像してもらえる

でしょうか。私も雰囲気にのまれて、はあ〜っとため息をついていると、


一人の職員が手を動かしながら、陽気な大声で目の前のお客の男性に

声をかけました。


「あら、アンタ、風邪ひきなの?」

「う、うん。昨日からハナがでて・・・グシュグシュ〜」

「ちょっとおお、私の前に立たないでもらいたいわ!うつるっじゃん」

「そんなあ〜〜〜」


その場にいた全員、場を忘れてドッと大笑い☆

一気に張りつめていた空気が緩みました。


そしてその男性は帰路、みんなから「take care!」と口々に声を

かけられていました。うーん、好きだなあ、こういうの。



そう、彼女の名前はモーナ。郵便局にいつ行っても、陽気な大声で

お客さんを笑わせている、コミュニケーションの女王なのです。

いくら慣れている自分の職場とは言え、あのイライラに満ち満ちた場で

ほんのひと言でみんなの気持ちをほぐしてしまう度胸と存在感は

見上げたもんです。



そして私は思うのです。


モーナは彼女らしくリーダーシップを発揮しているなあ・・・と。


並んでくれているお客さんとムッツリではなくて軽い会話を交わす、

その言葉の端々に「ありがとね、今日も元気でね」

っていう彼女の温かい気持ちを感じます。



人の心に触れる、本当のリーダーシップとは、こういうものでは

ないでしょうか -- 人が自然に巻き込まれていくような。



あなたは今年、どこで、どんな風にリーダーシップを発揮しましたか?



そしてもうすぐ来る2013年・・・


何があれば、更にあなたらしいリーダーシップを発揮できるのでしょう?



静かに、力強い一歩もある。

  • 2012.12.23 Sunday
  • 05:25
 
日本に2005年に帰国してからずーーーーっと走り続けていたのだなあ・・・
と今さらながらのように振り返っています。

そしてそれができるのは、ここシアトルでの静かな時間があるから。

親しい知人がほとんどいないこの街に来る前は、

めちゃくちゃ退屈するんじゃないか・・・
アグレッシブなアメリカ人とまた疲れそう・・・
せっかくできた日本でのビジネスの基盤なくすんじゃないか・・・

新しい生活にワクワクする反面、そんな事も考えていました

でも!

フェイスブックやブログ、メルマガなどのおかげで日本とつながり続けられた
だけじゃなくて、何十年ぶりの友人知人たちと改めて”再会”できたり
アメリカでの昔の人脈が復活したり予想外の展開ってあるもんなんですね

それもこれも、バタバタ動かず、ここでの静かな生活を受け入れて
どうなるか見てみよう・・・とハラを決めたことが大きかったような
気がします。

じっと今の自分に必要なことを考え、「コレだ」と思うことのみに
集中して動けたから

面白いもんだなー、人生の波って・・・と深く感じる年末でありマス

そしてもう一つの新しい発見は、シアトルにいるアメリカの人達は
とっても穏やかで地に足が着いている感じ。あと3ヶ月でここを
去るのが淋しいと感じるくらい、温かく迎え入れてもらいました

感謝




メルマガ93号より抜粋『動と静を知る』

  • 2012.12.14 Friday
  • 10:40



配信日:December 14, 2012



『動と静を知る』



いよいよ12月、シアトルは雨曇りの冬・・・の色が濃くなってきました。

皆さんのところはいかがでしょうか?


ここの広く高い空に映える高木のシルエットを見ていると、夏には緑の葉を

キラキラさせていた木々が今はシンと静まり、その中で何かが起こっている

のだな…と感じます。


そしてフと思いました。

人もある意味、そうじゃないか・・・と。


振り返ってみると、コーチとして2005年に独立してからの8年、私は

そういったサイクルを約2年毎に繰り返してきたように思います。


それは敢えて言うと、動の時期と静の時期・・・


『動』モードの時には、ちょっとしたきっかけから、あたかも待っていたかの

ように、物事がどんどん展開し前進する。そしてそれが持続できる。

↑↓

『静』モードの時には、新しいことに挑戦しようとしても何か邪魔が入ったり、

体調をくずしたり、どこかムリやズレを感じて立ち止まらざるを得ない。

むしろ、無理して動かず、”今あること” や "手に入れてきたこと" に感謝したり、

しっかり見直したりする方が、大きく進めるような気がしています。


『静』を大切にしているあいだに『動』に向けての準備をしているのですね、

きっと。そして『静』が一段落ついたところで『動』の階段を上り→また『静』の

踊り場で見直し、調整、感謝...を繰り返す。



どうでしょうか・・・


みなさんにはどんな『動・静』のサイクルがありますか?


テンポやスピードは人それぞれ。今年最後の月に、過去数年を振り返ってみると

いうのはいかがですか?



もしかしたら、見落としそうになっていた大切な”何か”に

気づくことができるかもしれません☆



シアトルから冬便り・・・

  • 2012.12.06 Thursday
  • 13:13
 
こちらシアトルも本格的な冬になってきました
気温は一度0℃をヒットしたけど、それ以後は10℃前後をウロウロ・・・
東京とさほど、というかむしろ少し温かく感じるのはなぜだろう。
こちらは家の中全体を温めるから「ううさむっ」って廊下で言わない、
というのはありますね〜

シアトルは一年の2/3は雨、と言われるほど雨の多いところ
小雨が多いので土地の人々はほとんど傘をもたず、そのまま歩いています
空が本当に広くて高くて、そこに高木のあたまが切り絵のようにくっきり 


車で走っていると、”クリスマスツリー畑”の看板が目立つように
なってきました。大小さまざまなクリスマスツリーの畑を歩いて
自分の家に合う大きさ、種類を選びます
今年は久しぶりに我が家も本物の木を...と思っているので
楽しみです

あと3週間半となった2012年。

そのあいだにあなたは何をしますか?

たかが3週間半、されど3週間半・・・
おたがい、理想の過ごし方を描いてがんばりましょう


calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2012 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM