メルマガ102号コラムより『はたらく、について』

  • 2013.04.26 Friday
  • 19:55

配信日:April 26, 2013




『はたらく、について』



「マミーはかっこいいから、おしごとやめちゃだめだよ!」

っと当時3年生の娘が言ってくれたこの言葉は、今でも私の支えの一つに

なっています。


彼女なりに、家にいるときの「母親の顔」とは違うものを、スーツ姿で

出かけて行く私に見ているのでしょう。


ご存知の方も多いように、子育てをしながら仕事をしていくというのは、

簡単なことではありません。常に、限られた”体力・時間・心理的なスペース”

の中でバランスをとるべく闘っている、と言っても過言ではないのかも

しれません。明解な答えや方法なんぞ、ありゃーせんのだと。


幸いなことに私は自営なので、仕事のスケジュールを家族の予定にある程度

合わせて組むことができるので、バランスはとり易い。それでも、家人との

衝突はたまにおきるのですね〜☆


そうやって凸凹しながら働いてきた約20年。子育てしながら内10年。


なんでこんなにしんどい思いをしながら私は仕事をするのだろう?と自問する

ことも二度や三度ではありません。家事と子育てをやっていられれば幸せ〜

と言いきれるママ友が心底羨ましい・・・と思うこともしょっちゅうです(笑)


では、なんで働くのか?


と自分に問うてみれば、


「仕事を通して成長しつづけたいから」

「家族とは別の、自分の世界でチャレンジしたいから」

「貢献したいから・それを確認したいから」


ーはい、では引き続きがんばりましょうネ・・・となるワケです。



生活の糧を稼ぐためのコーチや企業研修講師といった仕事の向こうに、

私がこの人生で欲しいものがあるわけです。

だからくじけそうになっても続けられる--誰のためでもない、自分のために。



これからはグローバル化の中で女性も成長戦略の中核的存在になるとか

(せめて10年前に聞きたかった!)。TPPもそこまで迫っています。


大きな変化の中でも"自分らしさ"、失わないで働きたいですね。


So, here is the question for you--


「あなたは、なんのために、働きますか?」




メルマガコラム101号より『マッスル・メモリー』

  • 2013.04.12 Friday
  • 17:07
 

配信日:April 12, 2013




『マッスルメモリー』



3月26日に無事日本に戻ってきました!

満開の桜に迎えられ、本当にラッキーでした。


1年家をあけて行ったので、帰宅した夜はスーツケース4つをとりあえず

玄関においたまま掃除機がけ&ホコリふき・・・という強行スケジュール(笑)

ではありましたが、なんとか元の生活が戻ってきた今日この頃です。


11才になった娘は「異次元から歩いて帰ってきたみたい。このまままっすぐ

歩いていったら、またエレノアちゃんのお家に行けそうだよ…」と、数日の

あいだ不思議ちゃん発言をしていました。


私も去年の春まで慣れ親しんだ家、銀行、スーパーでの買い物・・・と

その用事の仕方は頭では知っているのにどこかぎこちなく、ATMの画面を

じっと見つめ続けたり、バーガー屋さんに入っても「Cokeを」とコーラを

間違えて言ってしまい、はっ?とお兄さんをフリーズさせてしまう始末。


たしかに数日前までシアトルで生活していたのですから、日本にいると

わかっていても、脳みそがどうもついていかないのですよね。



そんなとき、活躍してくれるのが「マッスルメモリー」!!

ご存知、マッスルとは筋肉。筋肉の記憶に頼ると物事がスムーズに運ぶ

ことがあります。水泳、自転車、ギターなど、いつまでも覚えていられるのは

筋肉の記憶のおかげなのですね☆


コーチングで、自分の原体験(自分らしさを形づくるもの)を思い出して

もらいたい時にもこれを使います。自分を受け入れる方法として。


小さいころ一番ワクワクしたことは?

得意だったことは?

すごーくいつも気になったことは?


その場面の動作を繰り返しカラダを使ってやってみることで、眠っていた

記憶がグングン甦ってくるのです・・・なんかあやしいなあ〜

と思われるかもしれませんが、私はこれで本当に納得する回答を得られた

体験があります。


筋肉に眠っている記憶 --- チャンスがあれば掘ってみてくださいネ☆

忘れていた自分の大切な部分に出会うことができますよ〜!



ということで、私は1年ぶりのキッチンでお料理を作るときも、

自然にカラダの動きに任せてやることで、やけどすることもなく、

ウロウロすることもなく、無事復活できたのでした!

(そんな大げさなと思われるでしょう、でも1年で結構忘れるのだ...)


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