メルマガ151号コラムより『メンターな心』
- 2015.06.27 Saturday
- 11:15
June 26, 2015
『メンターな心』
皆さんの身近に、メンター的な存在の方はおられますか?
もしくは、
皆さんが誰かのメンターになっておられるとしたら、相手は誰でしょう?
メンターという言葉をひくと:
メンタリング(Mentoring)とは、人の育成、指導方法の一つ。
指示や命令によらず、メンター(Mentor)と呼ばれる指導者が、対話による
気づきと助言による被育成者たるメンティー(Mentee)本人と、関係をむすび
自発的・自律的な発達を促す方法である。
とあります。
限りなくコーチに近い存在でありながら、更に自分の経験や知恵を相手に
話したり一緒に考えたり、アドバイスしながら導く...という存在。
学生時代の先輩や先生
家族・親戚の方々
職場の先輩や上司・・・
などなど、皆さんのこれまでを長い目で応援しながら、信頼と尊敬を基盤に
色々と手を貸してくださった方々でもあります。
私自身を振り返ると、父は一番最初のメンター的存在だったかもしれません。
大学時代、25で渡米、最初の結婚と離婚、転職、再婚へ・・・
色々な局面で苦境に立った時、「おまえが幸せになるには?」という視点で
問いかけ、話をしてくれた記憶があります(感情的な口喧嘩ふくむ、笑)。
どんどん広い世界を見てくればいい
次に待っている展開の方が幸せを感じると確信するなら、やればいい
今のおまえの仕事は魂をけずるような側面もあるが、すばらしいと思う
などなど、今でも私の支えとなっている言葉は多く、いつまでも長生きして
ほしい、いてほしい・・・と心から思います。
もちろん父娘ですから、キレイごとだけで済むはずもなく、喧嘩や反抗も
沢山してきましたし、顔もみたくない!とドアをビシャリと閉めたことも
幾度となくありました。それでも、いつも私の先を見ていてくれた。
内心ヤキモキしながら、最後は私の決定を尊重してくれた存在。
っと書きながらウルウルしてきました、やばいっっ。
さてさて私も50となり、これから誰かのメンター的な存在になれるよう
日々精進せねば。そのために必要なことは?...自問を続けようと思います。
父やコーチボブ、応援してくださるエグゼクティブの方々からのバトンを
ちゃんと次に渡せる人間になりたい、と心から思います。
そしてこの場を借りて「ここまで、ありがとうございます」と伝えたい。
- メルマガ(抜粋)
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