メルマガ163号コラムより『無理やる師走なり・・・』

  • 2015.12.26 Saturday
  • 11:23
配信日:December 25, 2015
 
 
『無理やる師走なり』
 
 
13歳の我が家の娘が先日、「師走と言うけど、私は先生以上に忙しいの!」
とブツブツ言っているのがおかしかったのですが、みなさま、この時節
いかがお過ごしでしょうか?
 
私は11月20日にひいた風邪がようやく治り(長すぎっ!)、この数日で
元通り復活、ひと息ついているところです。そもそも、8割治ったあたりで
無理をするのでまた6割に下がり、その後数日は10時間くらい寝てまた8割に...
を繰り返していたような気がします。そうやって全ての予定はクリアし、ほっ。
 
私も含め友人や仕事仲間とも「無理はくれぐれもしないでね」と言い合いますが、
やっぱり踏ん張り時というのはあると思うのです。
 
先日、母と電話で話していたときに彼女にも「無理したらあかんえ」と言われ。
気持ちはありがたく受け取りつつも「でも多少の無理してでも踏ん張るべき時
ってあると思う」と言ったらば、即答で「それは、ある。」とー
 
今思い返すと、母が私の年齢(50)の時には、私は25歳でアメリカへの
移住が決まり、真ん中の妹は就職活動、末の妹は大学受験、加えて年をとって
弱ってきた同居の祖父母の世話に、車で2時間のところに住む実家の両親も
気遣って見舞う日々・・・相当頑張っていた頃だったと思います。
それでも明るさを失わず自然な笑顔をふりまき、私の友達からは「ひまわりの
ようなお母さん」と慕われていたのは、凄い・・・と心から思います。
 
すみません、話がだいぶそれてしまいました。プチ母自慢〜笑
 
 
で、無理は時には必要とは言ってももちろん限度はあるし、そもそも、
 
『何のための無理か?』
 
がしっかり自覚できていないと、疲れと後悔だけが残るので要注意ですね☆
 
 
前にも紹介したかもしれませんが、自分のこれまでの人生を波状で表すと
どんな形になるだろうか。そしてこれからの未来をあえて描くとしたら?
・・・ぜひ、今の自分の立ち位置を客観視できるのでやってみてください。
 
そして、
 
「ほしい未来」のために、どんな努力や苦労がありそうか、そのためには
どんな”無理”を踏ん張らねばならないだろうか・・・そこら辺りも敢えて
考えてみると、心の準備とペーシングができて良いかもしれません。
 
私は来年も企業や関わっているNPO団体を通して、個々の意識の変革、
そしてそれを組織のより良い変革に繋げて行けるよう全力投球したいと
思っています。そして必要な時には無理がきくように、明日から年始まで
たっぷり休養をとって、たまった面白い本を紐解く冬休みにしたい・・・
と思っています。


いつもこのブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今年も多くの温かいメッセージをいただき、沢山励ましていただきました。

来年もどうぞ皆さまによって良き1年となりますよう。

あったかくして、良いお年をお迎えください♡

-kumi


 
 

メルマガ162号コラムより『最近、涙した体験は?』

  • 2015.12.12 Saturday
  • 10:06
配信日:December 11, 2015
 
 
 
『最近、涙した体験は?』
 
 
数週間ほど前に、コーチ達の勉強会に参加しました。
そこでちょっと珍しいアイスブレーク(講座の最初に参加者の緊張を緩める
ワーク)を体験しました。
 
いくつかの質問に小グループで答え合ったあと、最後に来た質問が、
「最近、涙した体験を話してください」だったのです。はい、周りは初対面。
でもそこはコーチ達、すうっと最近の体験をシェアしてくれました。
 
私は「2種類の涙があった」と言いました。
 
一つ目は、ある2日間研修の最中に発熱したものの、翌日には娘を連れて京都の
実家に2泊3日の帰省を強行。週明けても体調は全くすぐれず連日クライアント
とのアポはあるしで咳き込む中、晩ご飯を作っていたときに涙でそーとなり(笑)。
手をぬけばいいと家族は言ってくれるも、栄養のあるもの食べたいし皆んなも
風邪ひかないように・・・などと言い張りこれは自業自得。
 
もう一つの涙は、この帰省の間のこと。夜にお皿洗いをしてゴム手袋を取ったらば
「え!左手の結婚指輪がなーい!」と私が騒ぎ・・・よくよく寝泊まりしていた
部屋を探したら、何のことはない時計の横にちゃんと置いてあり(夜指輪をすると
キツくなるのではずす習慣あり)ホッ。でそのまま忘れてお風呂に入り、上がって
きたら・・・
 
脚の悪い父が懐中電灯を持ってリビングとキッチンの隅々まで探し回り、母は母で
生ゴミの中をひっくり返して探してくれていたのでした。自分の指輪をここまで
親身になって探してくれる人がどれほどいるだろうか...そして両親はどれほど私の
心中を慮って探してくれたかと思うと、つい涙ぐんでしまい。「あんたはもう!」と
怒りながらテレビを観はじめた父と母の背中に、久しぶりにハグをしたのでした。
心の中で「いつまでも、あなた方の娘でいさせてくれてありがとう」という気持ちで。
 
 
講座でこの話をシェアしたら、聞いてくれていた人が涙ぐんでいて私もまた・・・
そんな機会がなければもしかしたら、サラッと忘れてしまったかもしれないエピソード。
人に話すことで、「お父さんお母さんありがとうって、ちゃんと言おう」と思わせて
くれたアイスブレークでした。
 
 
大人になるとあまり泣かなくなると言いますが、実はテレビや本、ちょっとした
人の言動や体験を通して、私達はけっこう涙したりしているのではないでしょうか。
 
笑い涙、悔しい涙、後悔の涙、喜びの涙・・・
 
無理に抑えないで出すのも悪くない!
 
そんなことを年末に思っている小林久美でした。
 
 

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< December 2015 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM