メルマガ177号コラムより『枠を意識してみる』

  • 2016.07.23 Saturday
  • 10:32

July 22, 2016

 

 

『枠を意識してみる』

 

 

コーチングではよく、「何の制約もなかったら…?」という問いかけを使いますが、

時には『枠』を持つことも必要なことだと私は思っています。

・・・より本質に近づくために、自分の力を上げていくために。

 

分かり易い例えは「時間の枠」でしょうか。

〜までにどうしても〜をしないといけない!と思うと、のんびりしながら取り

組んだ時以上の力が出て、意外な成果を上げられるなど。

 

先日二人講師で取り組んだ研修があったのですが、その最中に私が前倒しで

パッパと動くのを見てパートナー講師が、「さすがワーキングマザーだね、

時間とエネルギーの使い方が違う、もの凄く効率的」と褒められました。

(そこかいっ!笑)

 

実際のところ、(他の人に)替えが効かないこの仕事、子育てしつつ遠方への

出張もこなしていくには、のんびりしている時間が全くないことも。

夫も忙しい時には、週末に朝ごはんを作りながら、家族のランチと晩御飯数日分

を作る…なんてこともあります。

この “必然にかられた特訓”から得た生産力は大きいのだ、ははは。

 

 

他にはどんなフレームがあるでしょうか・・・

 

・今悩んでいる事象や人間関係で一番悩ましい点2つを挙げてみる

・やってみたい事を全部書き出して、トップ3つが何か考えてみる

・やりたくない事を全部書き出して、ワースト1が何か考えてみる

・明日がなかったとしたら、今日何をやるべき、やりたいか考えてみる

・一回だけ魔法が使えたとしたら、残りの半年何をやりたいか考える

・ハンガーの数が10本しかなかったら、どの服を残すか考える

 

などなど、クリエイティブに色々と枠を設けて考えてみることはいくらでも

できそうです。そして大事なことは、生産性や効率を上げる他に、その中に

詰まっている自分の本音や本質的な思いに気づくこと。

 

 

煮詰まってしまった時には、逆の発想で『枠』を決めて自身を深堀りしてみる。

 

もし良かったら、夏休みにぜひトライしてみてくださいね〜!

 

 

 

メルマガ176号コラムより「感情のベルカーブ」

  • 2016.07.09 Saturday
  • 10:17

 

July 8, 2016

 

 

 

『感情のベルカーブ』

 

 

本当は思いっきり泣きたいのに、思いっきり落ち込みたいのに、そこに入ると

出てこられないのじゃないかと思ってしまって、それも怖くてできない…

そんな時、皆さんはどうされていますか?

 

私は「感情のベルカーブの’SARAH’」を思い浮かべ、その感情に飛び込む

ことにしています。気持ちの流れに抵抗しない(もちろんTPOは考えます、笑)。

 

ベルカーブというのは教会のベルの形のことを指しますが、あれを逆さまにした

形...アルファベットの U のてっぺんを少し広げ両端をクネッと外側に曲げた

感じ、を思っていただければ良いでしょうか。

 

今日は、これをどういう風に使えば良いかご紹介したいと思います。

 

例えば、大ショックな事象が起きたとき私たちの感情の波は、この「U」の

左上から下へ、そして底から右上へとカーブをたどっていきます。

 

 ・左のてっぺん:そんな〜!!(Shock/ショック)

 

 ・左を少し下降:なんで私がこんな目に!!(Anger/怒り)

 

 ・さらに下降:絶対嫌だ、ありえない!!(Reject/拒否)

 

 ・底:そうなんだ・・・(Accept/受け入れ)

 

 ・底から右上にあがりつつ:じゃあどうしたらいい?(How/解決方法・手段)

 

つまり、下降して底に着地、しばらくとどまった後は自然に昇っていく。

 

「確かに・・・」と思い当たられる方もおられるのではないでしょうか。

 

 

このことを知っていると、「どっぷりはまった後は上がるのだから」と、

勇気を出してその事象を受け入れることができるようになるのですね。

無理に「泣かない落ち込まない」 をやり、ズルズルと気持ちを騙してしんどい

思いを長引かせるよりは、結果的に、早く浮上できるという訳です。

 

もちろん事象が相当根深かったり想像を超える大きさだった場合には、一人で

浮上するのにはかなり無理があり門家の力が必要なことはあります。

ですので、全てに飛び込めと言っているのではありません。

 

 

自分一人で何とかできそうな事象から、まずはトライしてみてはいかがでしょう。

 

“SARAH" -- もしよかったら、頭の片隅に入れておいてくださいね!

 

 

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< July 2016 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM