メルマガ200号コラムより『フィードバック!』
- 2017.07.29 Saturday
- 10:18
配信日:July 28, 2017
『フィードバック』
企業にお勤めの方にはおそらく馴染みのある「フィードバック」という言葉。
元々は電気系からくる言葉のようですが、コミュニケーションの世界では
「反応する、コメントする」などの意味合いで使われます。
私の仕事にしても、必ず研修の後には振り返りをし、事務局や担当者から
率直なフィードバックを頂くようにしています。褒め言葉だけではなく、
もちろん改善ポイント、建設的なコメントもありがたくいただいて。
「フィードバック」を研修などで扱うと必ず出てくる言葉は、
・褒め言葉は言いやすい、でもネガティブな言葉は中々言えない(嫌われたくないから)
・ポジティブか、ネガティブか、どちらかに偏ってしまう(感情的になるから)
・受け手としては、どちらもいや(アンタに何がわかる…と思うから)
などなどがあり、フィードバックは与える方も与えられる方もハードルの高い
もののようです。
そこで「伝える側」にオススメするのは、
・フィードバックをする前に、感情的にならないようちゃんと準備する
・何のために言うのか、相手と共有する 例)応援しているんだ、とまず伝える
・漠然と抽象度の高いことではなく、何がどう良かった・良くなかったを具体的に
伝える 例)どの場面での言動か
・新しい行動につなげられるように伝える 例)次は〜をやってみるのもいいかも
そして「受け取る側」にお勧めするのは、
・(フィードバックの目的をしっかりと自分なりに咀嚼し)感謝の気持ちで受け取る
・オープンな気持ちで聴く
・すぐに「でも・・・」と反論せず、一旦自分なりに落とし込んでみる
人間関係はコミュニケーションとフィードバックの連続。
上記は理想型ですが、普段からこのことを頭にちょっと入れておくだけで、
とっさのフィードバックにも上手く対応できるようになりますよ〜(実体験済み!笑)
フィードバックをもらうのは、嬉しい恥ずかしい痛い・・・と様々に感情が揺さぶら
れるものですが、伝える方もそれなりの勇気が必要なわけで。
これらを上手く使えると、とても風通しの良い人間関係を築くことができます。
私もこれまでにいただいたフィードバックを「養分(ギフト)」にして、
暑い夏の仕事も乗り切ります!
- メルマガ(抜粋)
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