メルマガ222号「完璧っていいもの?」
- 2018.07.28 Saturday
- 10:10
July 20, 2018
『”完璧”はいいもの?』
コーチという、人の盲点に光を当てて問いを投げていく仕事をしていると、時々
「久美さんは自分のことが全部わかってできている人」と大きな誤解を生むことが
あります。「大きな迷いがあるときには私もコーチをつけます」と言うと、
「えっ?必要なんですか?」と言われたり...その度に汗顔の至りでございます(笑)
迷いのあるなしで一つ、アメリカでコーチングの勉強をしていたときに、印象に
残っているクラスがありました。“日々の生活で妥協していることを片っ端から
つぶしていこう!”という内容だったのですが、このクラスを担当していた先生コーチが、
生徒である私たちが何を問うても
ああ、それは私は〜している
そういうときに私と夫は〜よ
私は〜〜だから大丈夫になっているわ
と全てに対してソツのない、いかに自分は妥協のない状態で生活をしていて気持ち良いか
ということをおっしゃって。もちろん自慢することを意図されていたのではないし、
彼女にも色々と人生の悩みや課題はあると仰っていたのですが、クラスが終わった後に、
私は何だかザワザワしたものが残ったので考えました。
んで出てきた自分なりの答えは・・・
「パーフェクトなんて、つまんねーーー!!!」
でした。ははは・・・
別に自分ができていないことの言い訳をするつもりはないのですが、何でしょう、
何でもソツなくできているというのは面白味に欠けるというか、人の味に欠けるというか。
ホンマか〜〜〜!?と問うてみたいような気になるのですね。
このようなことを考えていると、「パーフェクトってそもそもあるの?」という
“ふりだしに戻れ” 的な問いが浮かんできます。
私に言わせれば、人生には完璧や正解などはなく。人が決めた"完璧"や"正解"にではなく、
自分の目指す姿に向かって今日も走ることこそが大事なのではないかと思うのです。
(注:この走る、には休憩やしばし立ち止まるということも含まれる)
人生の最期に「私なりに全力で頑張った。良い人生でした」と言えるように、
急に現実に戻りますが(笑)、今日も暑い中、頑張ってきます!
<お知らせ>
今年も8月が目の前ですね!我が家は約3週間、恒例のアメリカ帰省をしますので、
このメルマガも夏休みをとらせていただきます。
どうぞ皆様も良い夏を!
そしてまたここで、9月にお会いしましょう!
- メルマガ(抜粋)
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