メルマガ268号コラムより『自分の状態に気づく』
- 2020.03.19 Thursday
- 17:09
配信日:March 20, 2020
☆今月は週をずらし、少し形を変えての配信とさせていただきます☆
『今の状態に気づく』
クライアントさんにはコーチとして比較的ポジティブな姿しか見せていないせいか、懇親会などで話していると「え、久美さんでも苦手な人いるんですか?」とか「嫌に思うこと、あるんだー」と言われることがあります。
返す言葉は「そんなん、あたりまえやん。わたしも生身のにんげんえー」デス(笑)
新型コロナの影響で先行きの見えない不安が漂う毎日、皆さまいかがお過ごしでしょうか・・・?
色々なことに敏感になっておられるのではないでしょうか。
私はこういう状況下では、人が発する「言葉」や「感情」といったものに、いつも以上に敏感になります。
中でも苦手な言葉は「自己責任」。
昔からなぜか、人を突き放したような冷たい感情をその言葉から受け取るのです。日本は、普段から個を強調する社会ではないから、「自己」という口語では聞きなれない言葉に「責任」という抽象度の高い言葉が重なることで、際立って聞こえてくるのかもしれません。
またこの言葉が使われる状況から、
...そうなったのはオマエのせいだろ
...テメエでなんとか片つけろ
...こっちにその迷惑、もってくるな
といった裏側にある気持ち・感情が、私には聞こえてきてしまうのです。
社会が平穏だと「忖度」、緊迫した状況になると「自己責任」という言葉が多く聞かれる...と思うのは私だけでしょうか、、、
翻って。
京都のある料亭では、キャンセルでお座敷があいているので、普段は来られない親子達に解放して掛け軸や置物をみてもらおう!お座敷を子供達の遊び場に解放しよう!という活動に踏み切ったところがあると実家の母から聞きました。
私が所属する国際コーチング連盟や仕事仲間達も、「今自分たちにできることは何か?」と自問し、オンラインで行うセミナーや会議の運営方法を無料で提供している人たちがいます。
また、この混乱の中、企業の現場で踏ん張り続けるリーダー達の声も多く届いています。
皆さんは、いま、どんなことに敏感になっていますか?
そして、
誰のために強くなりたいですか?
東京は、今年も桜がまた咲き始めました。
明日からの3連休、"ワクワク"にも皆さんの気持ちが向けられる時間となりますように☆
- メルマガ(抜粋)
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